多機能派か、ミニマル派か。ACEBEAM「K1」と「Keylite 500」、正反対の2本を使ってみた。

以前、ACEBEAMの「UC3A」というEDCライトを紹介しました。今回はそのACEBEAMから、キャラクターが正反対の2本、「K1」と「Keylite 500」を同時に紹介します。

ACEBEAMというブランドの一貫性

UC3Aは、900ルーメンのデュアルLEDに加えて270°のRGBサイドライトを搭載した、いわば「メイン光源+おまけ光源」という設計思想の一台でした。今回のK1は、そのおまけ光源がUVとグリーンビームまで進化した発展形。一方のKeylite 500は、逆に機能を絞り込んだミニマル形です。同じブランドでも、これだけ方向性が違う2本を並べて見ると、その振れ幅の大きさが伝わってくると思います。

K1:3つの光源を切り替える、多機能EDCライト

項目内容
価格$54.90
全長110mm
重量77.4g
防水IP68
電池14500(USB-C充電)/AA互換
光源ホワイト(最大1,000lm)/グリーンビーム/365nm UV

K1が面白いのは、明るさではなく「光の種類」を切り替えるという発想そのものです。回転式のマグネットスイッチで、ホワイト光・グリーンビーム・UVをカチカチと切り替えられます。

グリーンビームは、実用面で言えばポインティング用途を想定した機能ですが、正直なところ実務で使う場面はありませんでした(笑)。その代わり、家で犬とのポイント遊びに大活躍。実用性というより、単純に遊び道具としての完成度が高いと感じています。

一方のUVは、予想以上に面白い発見がありました。普段は目に見えないホコリが、UVを当てた瞬間に浮かび上がって見えるんです。一見綺麗に見えていたキーボードにUVを当ててみたら、ホコリまみれだったのには驚きました。グリーンビームとUV、どちらも同じくらい楽しめた機能です。

💡 ソウスケの心の声:ライトの本来の目的から少し外れたところで「遊べる」というのは、実用一辺倒の道具にはない魅力だと思います。

Keylite 500:鍵につけっぱなしにできる、割り切ったミニマルライト

項目内容
価格$16.90
全長60.5mm
重量19g
防水IP66
充電USB-C(フル充電約1時間)
最大出力Turboモード 500lm

僕が選んだのはオレンジのKeylite 500。鍵につけてまだ1ヶ月も経っていませんが、その軽さと小ささにはすでに驚かされています。「鍵につけていることを忘れるくらい」とよく言われる評判の通り、日常的に持ち歩いていてもまったく負担になりません。

このサイズ感でありながら、いざという時にはTurboモードで500ルーメンまで出せる余力があるのも面白いポイントです。個人的に注目しているのは、Strobe(点滅)機能をビーコン代わりに使えるという点。実際に妻にもビーコンの点け方を教えて、持たせています。万が一のための防犯用途として、女性の方にはぜひ覚えておいてほしい使い方です。

ACEBEAMのデザインが、実は好きな理由

機能面だけでなく、僕がACEBEAMというブランドを気に入っている理由の一つに、デザインの良さがあります。EDCライトの世界は、ブランドによってかなり独特な見た目のものも多いのですが、ACEBEAMはアルミボディを活かした洗練されたデザインが多く、カラーリングのセンスも非常にかっこいいと感じています。

ライトという道具のジャンル自体、少しおじさん臭いイメージを持たれがちな気がしていますが、ACEBEAMのライトなら、若い人が持っていても十分に様になるデザインだと思います。機能性と見た目、どちらも妥協していないところが、このブランドを長く追いかけている理由の一つです。

UC3Aと比べて、結局どちらが実用的か

サイズ感で言うと、UC3Aがちょうど中間に位置します。単四サイズの電池を内蔵していて、K1はスティックタイプでひと回り大きめ、鞄への装着にはあまり向いていない形状です。一方のKeylite 500はキーホルダー型で持ち運びやすい反面、機能自体はかなりシンプルです。

犬の散歩や夜間での使用を想定すると、総合的なバランスで一番使い勝手がいいのはUC3Aだと感じています。ただし、これはあくまで「バランス」の話。用途によって主役は変わります。僕はかなりの頻度でキャンプに行くのですが、キャンプに持っていきたいのは、圧倒的にK1です。多機能さと出力の高さが、屋外での様々なシーンで頼りになります。

Keylite 500は、デザイン性の高さは間違いなく評価できるポイントです。ただ最近は、同じくらいのサイズ感でもっと高性能なライトも増えてきているのが正直なところです。

2本の住み分け

K1とKeylite 500は、価格も出力も光源の種類も、キャラクターが見事に真反対です。K1はメインの1本として持ち歩く「攻めの道具」、Keylite 500は持っていることを忘れるくらいの「保険」として鍵につけておく道具。この住み分けが分かりやすいと思っています。

気になる点・我慢ポイント

  • K1のグリーンビームは、実用というより遊び用途としての側面が強い
  • K1は14500電池のため、容量的にはやや心もとなさを感じる場面もある
  • Keylite 500は機能を絞っている分、UVやRGBのような多機能さは期待できない

⚠️ どちらも「万能な一本」ではなく、はっきりと役割を分けて使うタイプのライトです。

終わりに

同じブランドでも、これだけ方向性の違う道具を作れるというのが、ACEBEAMというメーカーの幅広さなのだと思います。UC3Aと合わせて3本、それぞれ違うシーンで活躍してくれています。

より詳しく知りたい方は、ぜひYouTube動画もご覧ください。

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この記事を書いた人

ソウスケ / 浪漫企画 運営者

大好きなガジェットの話を中心にEDC/ステーショナリー/バッグなど、日々のこだわりや発見を発信しています。

何でも効率化できる時代だからこそ、あえて手間や不便を楽しみたい。そんな僕なりのこだわりを、動画だけでなく「言葉」でもお届けできたらと思っています。

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