今はスマホ一つで、世界中の音楽が聴ける時代です。だからこそ、あえてその逆を行くアイテムに惹かれてしまいます。今回紹介するのは、audio-technicaの「サウンドバーガー」。レコードを「挟んで」聴く、ちょっと変わったポータブルレコードプレーヤーです。

- サウンドバーガーに辿り着くまでのプレーヤー選び
- レコードを挟んで聴く、サウンドバーガーのロマン
- 使い方と、組み合わせているスピーカー
- 気になる点
きっかけは、一枚のレコードだった
そもそも僕がレコードプレーヤーを持とうと思ったきっかけは、機材選びではなく、一枚のレコードでした。竹内まりやの名盤「Denim」が、あるときレコードとして発売されることが決まったのです。この作品は、僕の親が昔から大好きで、小さい頃から家でよく流れていた一枚。思い入れのある曲ばかりが詰まったアルバムです。
その時点で僕はレコードプレーヤーを持っていませんでした。それでも、「このレコードだけはどうしても欲しい」という気持ちが先に立ち、プレーヤーがないままレコードだけを購入。今思えば少し順番が逆ですが、それくらい特別な一枚だったということだと思います。
💡 ソウスケの心の声:モノより先に、欲しい「体験」が決まっていた。プレーヤー探しは、そのあとから始まった。
プレーヤー選びで、サウンドバーガーに辿り着くまで
レコードを手に入れると、当然「これをちゃんと聴きたい」という欲が湧いてきます。そこから、どのレコードプレーヤーを選ぶか、じっくり検討する日々が始まりました。
据え置き型の本格的なプレーヤーも魅力的でしたが、当時の自分の生活スペースを考えると、大きな機材を置く余裕はありませんでした。そんな中で辿り着いたのが、サウンドバーガー。初心者でも扱いやすく、場所を取らず、使いたい時にさっと出して使える手軽さ。さらにワイヤレスで完結するという利便性も、決め手になりました。
そして何より惹かれたのが、デザインです。カラフルでポップな見た目は、これまで集めてきた僕の小物アイテムとの相性が抜群で、使うたびにわくわくする。この「所有する喜び」と「実用性」が両立している感覚が、他のプレーヤーにはないポイントでした。

サウンドバーガーというロマン
1982年に登場した初代モデルを、Bluetooth対応で今の時代に復刻したのがこのAT-SB727です。レコードが見直されている中で、audio-technicaが打ち出したのは「音楽を聴くぜいたくな時間を、もっと大切にしよう」という考え方でした。
僕が選んだのはイエローモデル。付属の純正ケースは、まるでアメリカのハンバーガーの箱のようなデザインになっていて、開けるたびに少し笑ってしまいます。

基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | AT-SB727 |
| カラー | イエロー |
| 購入価格 | 24,000円前後 |
| 再生方式 | ベルトドライブ(33/45回転対応) |
| 接続方式 | Bluetooth 5.2(SBC対応) |
| 充電 | USB Type-C |
| 連続再生時間 | 約12時間 |
| スピーカー | 非搭載(外部スピーカー接続が前提) |
使い方は、驚くほどシンプル
サウンドバーガーの魅力は、その操作のシンプルさにもあります。蓋を開け、レコードを本体に置いて挟み込む。そして針を落とす。基本的にはこれだけです。
具体的には、蓋を開けたら針を外側に出し、レコードを本体に載せます。丸いパッキンのような小さなパーツでレコードを固定してから蓋を閉じ、電源を入れる。針をレコードにそっと落とそうとすると、レコードのほうが勝手に回り始める仕組みになっていて、この瞬間が地味に気持ちいい。慣れてしまえば、初心者でも迷うことなく扱える手軽さです。
💡 ソウスケの心の声:機械が回り出す一瞬の「カチッ」が、毎回ちょっとした始まりの合図になっている。

今の相棒はBeats Pill、次に狙うはMarshall
今はBeatsのワイヤレススピーカー「Beats Pill」と組み合わせて使っています。サウンドバーガー本体にはスピーカーがありません。なので、Bluetoothで気軽につなげられるのは、アナログなコンセプトに反して現代的で、ありがたいポイントです。
ただ、実はこっそり次のスピーカーも狙っています。それがMarshallのワイヤレススピーカー。サウンドバーガーのレトロなデザインと、Marshallの無骨なアンプっぽい見た目は、並べたときにかなり合うと思っています。お金に余裕ができたら買い替えて、家だけでなくキャンプなどにも一緒に持っていきたいです。
昭和の名盤とともに
このプレーヤーで聴きたいのは、決まって昭和の音楽。竹内まりや、ビートルズ、山下達郎あたりが特に好みです。ジャケットを部屋に飾りながら、一枚のLPだけをじっくり聴く。この「一枚に絞る」という不自由さが、逆に音楽への向き合い方を深くしてくれる気がしています。
これから、そしていつか欲しいもの
今は部屋のスペースが限られているので、コンパクトなサウンドバーガーがちょうどいい相棒です。ただ、いつか家が広くなったら、据え置き型のかっこいいレコードプレーヤーも欲しいなと思っています。今のサウンドバーガーは、そのときまでの相棒というより、状況が変わっても手放したくない一台になりそうな気がしています。
気になる点・我慢ポイント
- レコード自体がかさばり、持ち運びには不向き。基本的には自宅での鑑賞が前提になる
- スピーカー非搭載のため、別途Bluetoothスピーカーの用意が必須
- Bluetoothコーデックは音質面で有利なaptXなどではなくSBC対応のみ
- 片面を聴き終えても自動的には止まらない。モデルによっては自動停止機能がついているものもあるが、サウンドバーガーは非対応。目を離しているとしばらく回りっぱなしになっていることもあるので、聴き終わるタイミングは自分で見計らって手動で止める必要がある
まとめ:不便さごと楽しめる人に刺さる一台
⚠️ 効率だけを求めるなら、確実に不便なアイテムです。それでも、この不便さごと楽しめる人には、間違いなく刺さる一台だと思います。





