LIFE ep.7 : 散々な故障の先に。30代半ばの僕がフルマラソン完走の自信を掴むための「ケアと栄養」の習慣化。

前回のLIFEカテゴリの記事で、僕が「フルマラソンへの挑戦」を表明してから、早いもので半月ほどの時間が経ちました。

あらかじめ白状しておきますが、ここまでの僕の挑戦は、お世辞にもスマートで格好いいものとは言えませんでした。何しろ、ランニングに関しては完全に初心者。自分にとってどれくらいのペースで走るのが正解なのかも分からず、ただ闇雲に走っては、あちこちに痛みを抱えるという故障続きの散々なスタートだったのです。

「30代半ばからの挑戦なんて、やっぱり無謀だったのかな……」

痛む足をさすりながら、そんな風にビクビクと弱気になっていた時期もありました。けれど、ここで諦めてしまっては、あえて不自由なロマンを追い求める「浪漫企画」の名が廃ります。

試行錯誤を重ね、自分の身体の声に徹底的に耳を傾け続けた結果、ようやく今、暗闇の先に少しずつ確かな「希望」が見え始めてきました。散々だった走りに変化が訪れ、「あ、今、走ることが得意になってきているかもしれない」という確かな感覚を掴めるようになってきたのです。

今回は、ビクビクしながらも大胆に挑戦を続ける僕が、この半月で取り組んできた「身体のケア」と「栄養(サプリメント)」の徹底的な習慣化について、その進捗をご報告させてください。

目次

1. 「1キロを6分半で走る」という、あえてセーブする美学

まず、ランニングそのもののメニューを大きく見直しました。

がむしゃらに距離やスピードを追い求めるのをやめ、今は次のようなマイルールを設けてランニングを継続しています。

  • 頻度: 2日に1度(身体を休める日を必ず挟む)
  • 時間: 1回につき30分〜45分
  • ペース: 1キロあたり6分30秒〜7分00秒

走れるようになってくると、ついつい「もっと早く、もっと遠くへ」とアクセルを踏みたくなるのが人間の性です。けれど、今の僕はあえて「かなりセーブしながら走る」ことを強く意識しています。

なぜなら、6月に入ってから、YouTubeなどでランニングのプロたちの動画を貪るように観て、走るフォームを一から学び直したからです。

フォーム改善で意識したポイント

  • 地面を力任せに蹴るのではなく、骨盤の連動で身体を前に運ぶ
  • 着地の衝撃を足首や膝だけで受け止めず、体幹全体に分散させる
  • 無駄な上下動を減らし、エネルギーのロスを最小限に抑える

この学んだフォームを、毎回のランニングで一歩一歩、慎重に実践してきました。

すると、あんなに苦しかったランニング中の辛さや、走り終わった直後に襲ってきた泥のような疲労感が、格段に減っていったのです。「セーブして、綺麗に走る」。この感覚が身についてきたおかげで、身体にかかる負担が劇的に軽くなりました。

夏にかけて、走るペースはこの「1キロ6分半〜7分」を崩さないまま、走る時間を地道に、少しずつ伸ばしていく予定です。焦る必要はありません。このセーブする感覚こそが、42.195キロという途方もない距離を走り抜くための、一番の近道だと気づいたからです。

2. 毎晩の儀式。筋膜リリースガンがもたらす極上の余白

フォームの改善と同時に、僕が今、寝る前のルーティンとして絶対に欠かさない「物理的ケア」があります。それが、筋膜リリースガンを使った毎晩のマッサージです。

以前の僕は、走り終わったらシャワーを浴びてそのまま寝る、という雑な生活を送っていました。その結果、翌朝起きると足がガチガチに固まっており、それが重なって大きな故障を引き起こしていたのです。

今の僕は違います。寝室のベッドに入り、部屋の明かりを少し落とした静かな空間で、今日一日がんばってくれたふくらはぎ、太もも、そしてお尻の筋肉に、じっくりとリリースガンを当てていきます。

💡 ソウスケの心の声

リリースガンの心地よい振動が筋肉の深くまで響き、強張っていた身体がじんわりと解けていく時間は、一日の終わりにふさわしい「極上の余白」です。

これを習慣化してから、翌朝ベッドから起きた瞬間の足の軽さが、驚くほど変わりました。

「昨日走ったはずなのに、足が軽い」。

毎日の徹底的なケアが、翌日の調子の良さを連れてきてくれる。その手応えが、今の僕のランニングを強力に支えてくれています。

3. シンスプリントが教えてくれた、内側から身体をビルドする「栄養」の最適化

そして、今回最も大きなパラダイムシフトが起きたのが「栄養」の分野です。

少し前、僕はランナーの天敵とも言える「シンスプリント(脛の周囲の骨膜炎)」になり、思うように走れない日々を過ごしていました。走りたいのに走れないストレスは、想像以上に僕のメンタルを削っていきました。

「どうすれば、1日でも早くこの怪我を治せるだろう?」

必死になって調べるうちに、僕はひとつの結論に辿り着きました。それが、物理的なケアだけでなく、「サプリメントを活用して、内側から細胞の修復を劇的に早める」というアプローチです。

もともと僕は、週5回の筋トレを趣味にしていることもあり、プロテインは毎日3〜4杯(タンパク質換算でかなりの量)を欠かさず飲む生活を送っていました。ベースの栄養はある程度足りているはず。そこに、今回のランニングの故障対策として、いくつかの厳選したサプリメントを「一軍のスタメン」として追加することにしたのです。

僕が今、毎日のルーティンとして摂取している栄養素のポートフォリオを一覧表にまとめてみました。

現在のサプリメント・ポートフォリオ

サプリメント名主な目的・期待できる効果毎日の摂取タイミング
ホエイプロテイン&ソイプロテイン筋肉や骨膜の修復、ベースとなるタンパク質の補給毎日3〜4杯(朝・トレーニング前後・就寝前)
グルタミン(★新規追加)激しい運動後の疲労回復、免疫力の低下防止プロテインを飲むとき一緒に
ビタミンD(★新規追加)カルシウムの吸収を助け、骨(脛)を強くする
マルチビタミン&ミネラル身体の代謝を円滑にし、全体のコンディションを整える
エビオス錠消化吸収を助け、サプリメントの栄養を無駄なく取り込む朝・就寝前

今回、特に狙いを持って新しく追加したのが「グルタミン」です。

アミノ酸の一種であるグルタミンは、激しい運動によって身体が消耗した際、筋肉の分解を防ぎ、疲労回復を驚異的なスピードでサポートしてくれると言われています。

これをプロテインに混ぜて毎日飲むようになってから、明らかに身体に変化がみられました。

まず、体調そのものが毎日すこぶる良いのです。朝の目覚めがすっきりとし、おまけに心なしか肌も綺麗になった気がします(妻からも「最近、肌のトーンが明るくなった?」と言われました)。

何より、ランニング中の「走り」そのものに変化が訪れました。以前のような、身体の重さに耐えながら一歩を出す感覚ではなく、「身体の内側が満たされていて、とにかく楽に、スムーズに走れる感覚」があるのです。栄養の力を借りて内側から身体をビルドし直したことで、シンスプリントの痛みも綺麗に消え去り、フルマラソン完走への自信が、今、みるみるうちに湧き上がってきています。

4. まとめ | 習慣化の先にある、みなぎる自信と「大胆な挑戦」

客観的に見れば、毎晩リリースガンでマッサージをしたり、何種類ものサプリメントを毎日時間を決めて飲み続けたりするのは、非効率で少し面倒な作業に見えるかもしれません。

けれど、今回の怪我と希望を経験して、僕は改めて確信しました。

「毎日の小さなケアや、正しい栄養の摂取を『習慣』にまで落とし込むと、身体は必ず、結果として応えてくれる」ということです。

散々だった素人のマラソン挑戦ですが、正しいフォームを学び、身体の外と内から徹底的にケアを尽くすことで、当初抱いていた恐怖心は消え去り、今は「絶対に完走できる」という強い自信が胸の中にみなぎっています。

心の余白が生まれ、メンタルが明るく前向きになると、挑戦への姿勢も自然と「大胆」になっていくものです。

実は、来たる8月には、日本最高峰の市民マラソンである「東京マラソン」のエントリーが始まります。

これまでの僕なら「自分なんてまだ早い」とビクビクして見送っていたはずですが、今の僕は違います。「ダメ元で、まずは大胆に応募してみよう」と、今からスケジュール帳にその日付を書き込んでいます。

ネットの片隅にあるこの秘密基地で、僕がどこまで泥臭く、どこまで遠くへ走っていけるのか。傷だらけのスタートだからこそ、これからの経年変化が楽しみで仕方がありません。

ぜひ、僕のこの無謀でロマンに満ちた挑戦の軌跡を、最後まで一緒に見守り、応援していただけると嬉しいです。

皆さんは今、自分の身体や心を満たすために、どんな小さな習慣を大切にしていますか?

もし、日々の忙しさの中で疲れが取れにくくなっているのなら、今夜は少しだけ時間をとって、自分の身体に「お疲れ様」のケアを届けてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ソウスケ / 浪漫企画 主宰

動画クリエイター。「ロマンは矛盾だらけ」YouTubeチャンネルにて、ガジェットやレザー、キャンプギアなど、実用性だけでは語れない“こだわり”を追求。

最新デバイスをアナログな鞄に詰め込むような、理屈を超えた「ロマン」の摩擦を愛する。この場所は、僕が選び抜いた道具たちの深い記録です。

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